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「顎が痛い・口が開かない」顎関節症の原因と避けたい5つの行動とは
こんにちは。
錦糸町駅北口エリアで歯科・歯医者をお探しの皆さん、「錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック」です。
顎を動かすと痛い。
顎を動かすと耳のそばで「カクン」と音がする。
大きく口が開かない。
食事の時間にこのような症状があると、せっかくの美味しいお料理も台無しですね。
食欲が落ちて、元気までなくしてしまいかねません。
このような症状がある人は、「顎関節症」の可能性があります。
顎関節症は、2人に1人が一生のうちに一度は経験する症状で、そのうち治療が必要になる人は約5%といわれています。
(出典:日本歯科医師会「歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 3. 顎関節症とはどのような病気ですか」より)
気付かずに習慣になってしまっている癖を治すことで、顎関節症は改善されるケースが多いのです。
今回は、顎関節症の原因と改善したほうが良い習慣についてお話しします。
Contents
顎関節症の原因~顎の関節や筋肉への持続的な負担~
最初に、なぜ痛みや音が出るのか、その原因をみてみましょう。
- かみ合わせが悪い
- 歯ぎしり・食いしばりの癖がある
- 顎の筋肉がもともと弱い
- 打撲などで顎関節を痛めた
- 不安、ストレスなどで顎の筋肉が緊張しつづけた
この中の複数の要因が重なって、顎関節症は起こることが多いようです。
一つ一つの顎への負担は小さく影響は少ないのですが、これらがいくつか重なることで関節や筋肉が耐えられなくなります。
限界を超えたときに、痛みや音などの症状が出ると考えられています。
日常生活で避けたい5つの行動~顎への負担を減らしましょう~
ほとんどの顎関節症は、習慣や癖に気を付けることで症状が改善し、再発のリスクを軽減できます。
ただし、自己判断は症状を悪化させる可能性もあるので、必ず歯医者で相談しましょう。
1.常に上の歯と下の歯を接触させる癖
お口周りの筋肉をリラックスさせ、歯と歯に少し隙間を作るよう意識しましょう。
2.硬い食べ物・長時間ガムを噛む・片側で噛むなどの食事の習慣
顎に痛みがあるときは、おかゆやうどんなど柔らかいものをとります。
野菜や果物などは小さくカットし、食事は左右でバランスよく噛むようにしましょう。
3.頬杖・猫背・うつぶせでの読書などの姿勢のくずれ
姿勢を正し、左右どちらかに傾く姿勢を避けましょう。
4.歯ぎしり・食いしばり・うつぶせ寝などの睡眠時の癖
マウスピースを歯医者で製作し歯を守りましょう。
また、仰向けで眠れるように枕などを工夫しましょう。
5.人間関係や仕事でのストレス
時々ストレッチをする、散歩やゆっくりとお風呂に入るなど、ストレスを溜めないようにリラックスできる習慣を持ちましょう。
特に、上下の歯が無意識にいつも触れている人は注意が必要です。
顎関節症の方の約80%にこの習慣がみられ、この癖を治すことで多くの方が改善しています。
(出典:日本歯科医師会「歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 3. 顎関節症の原因は何ですか」より)
まずは歯医者へ相談し、適切なアドバイスを受けることが大切です。
顎の痛みや音が気になるなどのお悩みがある方は、ぜひ錦糸町マルエツMiniデンタルクリニックまでご相談ください。
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