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【錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック】

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【錦糸町の歯医者】着色の原因は?ホワイトニングの白い歯を長持ちさせる方法

こんにちは。
錦糸町駅北口エリアで歯科・歯医者をお探しの皆さん、【錦糸町マルエツMINIデンタルクリニック】です。

 

歯の黄ばみや着色の原因をご存じでしょうか。

 

歯の黄ばみや着色のおもな原因はさまざまですが、原因の一つに、普段の食事に含まれる色素があげられます。
着色はできるかぎり防ぎたいものですが、食事をとらないわけにはいきませんし、着色を気にして、せっかくのおいしい食事を楽しめなくなるのはもったいないですよね。
着色の対策として、着色しにくくする食後のケアや、着色をホワイトニングで落として、さらにそれを長持ちさせる方法があります。

 

今回は、歯の着色の原因と着色しにくくするケアの仕方、ホワイトニングで白くなった歯を長持ちさせる方法をお伝えします。

 

 

前川 崇嗣(まえかわ たかし) 院長
前川 崇嗣 院長

前川 崇嗣 院長




医院名:錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック
所在地: 〒130-0012
東京都墨田区太平1丁目14−1
マルエツ錦糸町店店舗内 2階

 

 

歯の着色や黄ばみのおもな原因は飲食物の色素!

歯を黄色く着色するおもな原因は、毎日の食事に含まれる色素です。
毎日少しずつ、さまざまな色素を含む食事を摂取していることが、歯の黄ばみへとつながります。
では、具体的にどのような食べものや飲みものが着色の原因になるのかをお伝えします。

 

歯に着色しやすい食べもの・飲みもの


歯に着色しやすい食べものや飲みものは、色素が濃いものや、見た目にはわかりにくいけれど色素を含むものがあげられます。
これらは着色性食品と呼ばれており、代表的なものは以下のとおりです。

 

ポリフェノールを含むもの

アントシアニンやイソフラボン、タンニンなどの成分について耳にされたことがあると思います。
これらはポリフェノールの一種で、歯の着色の原因となる「着色性食品」に含まれている成分です。

 

ポリフェノールはほとんどの植物に含まれる色素で、強い抗酸化作用を持っていることから体内の活性酸素を抑える働きがあり、老化防止に役立つとされています。
健康にはいい影響をもたらすのですが、着色の原因にはなってしまうのです。

 

アントシアニンを含む食品

アントシアニンを多く含む食品は、以下のようなものです。

・ブルーベリー
・イチゴ
・ブドウ
・赤しそ
・紫芋
・リンゴ
・モモ
・マンゴー など

これらを加工・利用して作る赤ワインや梅干し、漬物なども、アントシアニンを含みます。

 

・イソフラボンを含む食品

イソフラボンは、おもに大豆に含まれる成分です。
大豆を加工して作られる、

・納豆
・豆乳
・豆腐 など

は色が薄く、着色の原因とは考えられない見た目をしていますが、これらの食品にも注意しましょう。

 

・タンニンを含む食品

タンニンは、お茶の渋みとなる物質です。
タンニンは、歯の表面のタンパク質「ペリクル」と結びつくことで、着色の原因になります。

・お茶
・紅茶
・コーヒー
・ワイン
・ビール など

に含まれています。

 

・ターメリックを含む食品

カレーのスパイスに含まれる色素「ターメリック(ウコン)」が、歯の着色の原因になります。
ターメリックに含まれるクルクミンも、ポリフェノールの一種です。
ターメリック自体は多くの効能が期待できるスパイスですが、色素による着色は強力で、歯だけでなく食器なども黄色く染めてしまいます。

 

そのほかのポリフェノールを多く含む食品は、チョコレートやココア、ナッツ類などです。

 

カロテノイドを含む食品

トマトやスイカに含まれる赤い色素「リコピン」や、カボチャ・ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれる「カロテン」はカロテノイドに分類されます。
これらも着色の原因となり、加工食品であるケチャップ、ミートソースなども、着色の原因となる食品です。

 

色の濃い調味料や食品

醤油やソース、味噌なども、先にご紹介したポリフェノールやカロテノイドなどの色素を含むため、着色しやすい食品に分類されます。
キムチや麻婆豆腐などにも注意が必要です。

 

着色性食品と着色補助食品の食べ合わせに注意!


飲食物の中には、それだけでは着色の原因になりませんが、食べ合わせによって着色しやすくするものがあります。
これらの飲食物を、着色補助食品といいます。

 

代表的な着色補助食品

日常的によく摂取されている着色補助食品は、以下のような飲食物です。

・炭酸飲料
・スポーツドリンク
・柑橘類、またはそれを含むもの
・アルコール飲料
・クエン酸、またはそれを含むもの(酢や梅干しなど)
・ほうれん草 など

 

着色補助食品は、おもに酸性の食品です。
これらの飲食物を摂取することでお口の中が酸性に傾き、歯の表面を溶かすことで(脱灰)、着色性食品による着色を起こしやすくします。

 

代表的な着色性食品と着色補助食品の食べ合わせ

たとえば、カレーを食べるときに炭酸飲料やアルコールを飲んだり、ブルーベリーなどの果物を食べながらオレンジジュースやスポーツドリンクを飲んだりすると、より着色が起こりやすくなります。
ちなみにコーラは、それ自体に着色性食品と着色補助食品の成分を含む飲みものですので、着色リスクが高いといえます。

 

食品による着色の対策方法

着色の原因をご紹介しましたが、食事のたびにこれらに気を遣って、食べたいものを我慢するのは大変です。
以下のことに気をつけることで着色の対策になりますので、ぜひ取り入れてみてください。

 

まずは、食事中の飲み物は水にするとよいでしょう。

 

お茶やコーヒーはそれ自体に色素を含む着色性食品で、ジュースも着色補助食品に分類されます。
着色性食品や着色補助食品でない水を飲むことは、着色を予防するだけでなく、お口の中の洗浄にもなります。
ジュースなどを飲むときに、ストローを使用することも有効です。

 

また、食事を楽しんだあとは、歯磨きやうがいで着色の対策をしましょう。
歯の表面やお口の中に着色の原因を残さないことが、着色の対策になります。
このときにするうがいは、水で行うことがポイントです。

 

 

飲食物以外にも着色の原因はある?


着色の原因は、飲食物だけではありません。
喫煙や加齢も、着色の原因となります。

 

喫煙

タバコに含まれるタールは、着色の原因です。
室内で喫煙すると、壁紙が黄色くなりますが、それと同様の作用がお口の中で起こります。

 

加齢

年齢を重ねると、個人差はありますが歯の表面を覆うエナメル質が薄くなります。
エナメル質は半透明であるため、歯の内側の黄色がかった象牙質の色が目立ちやすくなるのです。

 

そのほかにも、薬剤やむし歯などが原因による歯の変色があげられます。

 

 

ホワイトニングの白さを長持ちさせる3つの方法


歯の着色を分解して、ご自身の本来の歯の色よりも白くできるのがホワイトニングです。
しかし、ホワイトニングの効果は永久的ではありません。
せっかく時間や手間をかけて白くした歯の状態を、なるべく長持ちさせたいですよね。
そのための三つの方法、ホワイトニング直後の食事制限・禁煙・タッチアップをご紹介します。

 

1.ホワイトニング直後の食事制限

ホワイトニング直後は、ホワイトニングに使用する薬剤の作用で歯の表面を覆っているペリクルがはがれているため、着色が起こりやすくなっています。
そのため、ペリクルが再生するまでの間は、着色しやすい飲食物を避けましょう。
ペリクルは、およそ1~2日程度で再生します。

 

2.禁煙

禁煙する、もしくは喫煙の回数を減らすことで、歯の表面にタールが付着する機会を減らせるため、歯の白さを長持ちさせることにつながります。
特に、ホワイトニング直後は着色しやすいため、1~2日は禁煙が望ましいのです。

 

3.定期的なタッチアップ

ホワイトニングの施術を完了させたあと、数ヶ月ごとにホワイトニングを行うことをタッチアップといいます。
定期的にタッチアップを行うことで、ホワイトニングしたてのころの白さを維持することが可能です。
タッチアップをどれくらいのペースで行うかは、歯科医師と相談して決めましょう。

 

 

ホワイトニング後の色戻りとは?


ホワイトニングを行って白くした歯は、さまざまな原因で徐々に元の白さに戻ります。
この現象を色戻りといいます。
色戻りの原因は、以下のようなものです。

・飲食物による着色
・喫煙
・新陳代謝(脱灰と再石灰化)

身体は、毎日少しずつ新しくなっています。
それは歯も同様で、歯は毎日の食事に含まれる酸によって脱灰が起こり、溶かされた歯の表面のエナメル質を修復するために再石灰化を繰り返しています。
再石灰化によって修復されたエナメル質が戻るのは、歯本来の、元の状態です。
つまり、ホワイトニングによって白くする前の、ご自身の歯の状態に戻ります。
定期的なタッチアップによって、再石灰化による色戻りへの対策が可能です。

 

 

着色汚れは歯磨きで落とせる?


ホワイトニング用の歯磨き粉を使用することで、歯の表面に付着した着色を落とすことができます。
ホワイトニング用の歯磨き粉には、研磨剤が含まれていることが多く、力を入れて歯を磨くと歯の表面が傷ついてしまいます。
歯の表面が傷つくと、かえって着色しやすい状況を作ってしまうため、力加減には十分に注意しましょう。
ただし、歯磨きでは、歯本来の色以上に白くすることはできません。

 

 

現状よりも歯を白くしたい場合は、歯科医院で歯のクリーニングやホワイトニングを相談しましょう。
ホワイトニングをした歯は、ホワイトニング前よりも歯が着色しにくくなることが報告されています。

 


参照:J-STAGE|日本歯科保存学雑誌|着色歯に対するホワイトニング効果およびホワイ トニン グ前後における着色量の検討>

 

 

今よりも白い歯に!ホワイトニングのことは当院にご相談ください


錦糸町マルエツMINIデンタルクリニック】では、三種類のホワイトニングと、ホワイトニング後のタッチアップを扱っています。
当院で扱っているホワイトニングは、歯科医院で施術する即効性のあるオフィスホワイトニングと、ご自宅でできるホームホワイトニング、そしてこれらを併用するデュアルホワイトニングです。

 

今よりも白い歯を手に入れたい方や、飲食物や喫煙による歯の黄ばみが気になる方は、ぜひご相談ください。


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