コラム|錦糸町駅北口の歯科・歯医者
【錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック】
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インプラントはアレルギーがあっても受けられる?治療前の注意点とは

こんにちは。
錦糸町駅北口付近で歯科・歯医者をお探しの皆さん、【錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック】です。
金属アレルギーは、発症するとおもにかゆみや水疱といった症状があらわれます。
近年は、歯科に使用する銀歯などがアレルギーの原因である場合も発見されています。
「長年悩んでいた手のひらの湿疹が、じつは歯の詰め物が原因だった」ということもあるのです。
インプラントを検討されている方の中にも、金属アレルギーを心配されている方がいらっしゃるでしょう。
インプラントの土台部分には金属を使用することがありますが、金属アレルギーを発症しにくい素材を使用しています。
今回は、インプラントと金属アレルギーの関係と、アレルギーが気になる方が注意すべき点についてお話しします。

前川 崇嗣 院長
医院名:錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック
所在地: 〒130-0012
東京都墨田区太平1丁目14−1
マルエツ錦糸町店店舗内 2階
Contents
インプラントに使用する金属はアレルギーが起きにくい!

アレルギーとは、身体の過剰な免疫反応によって起こる症状です。
アレルギーを引き起こす特定の物質(アレルゲン)に身体が接触することで、さまざまな症状が引き起こされます。
歯科の金属アレルギーは、歯科治療に使用する金属がお口の中で唾液に触れることによって、金属の状態が変化する(溶ける)ことで起こります。
銀歯などに使用されている金属はこの状態変化が起こりやすく、アレルギーを発症しやすいのです。
では、インプラントに使用する金属はどうでしょうか。
インプラントは、詰め物や被せ物のように歯の表面ではなく、歯ぐきに直接触れるものなので、すでに金属アレルギーをお持ちの方にとって心配になるのは当然です。
インプラントで使用する金属は、唾液によって状態変化が起こりにくい素材を使用しており、金属アレルギーを発症しにくいといわれています。
インプラントではおもに「チタン」が人工歯根(インプラント体)の素材として使用されます。
チタンはアレルゲンになりにくいことから、インプラント体以外にも、さまざまな治療で使用されているのです。
ごくまれに、チタンでもアレルギーを発症する方もおり、リスクはゼロではありませんが、安全性が高い素材として幅広く使用されています。
金属アレルギーはなぜ起こるの?

金属アレルギーは、アレルゲンとなる金属が皮膚や粘膜に接触することで起こる免疫反応です。
アレルギーが起こる場合、金属は身体の表面では汗によって、お口の中では唾液によって状態が変化しています。
状態が変化した金属が身体に接触することで体内に取り込まれ、アレルギーが引き起こされるのです。
アレルギー反応には、4つの種類があります。
1.Ⅰ型:即時型 15~20分以内(アレルギー性鼻炎、喘息、食物アレルギー、薬物アレルギー、アナフィラキシーショック)
2.Ⅱ型:(血液型不適合輸血による溶血、自己免疫性溶血性貧血、突発性血小板減少性紫斑病)
3.Ⅲ型:遅発型 3~8時間(アルサス反応、血清病など)
4.Ⅳ型:遅発型 24~72時間(接触性皮膚炎、ツベルクリン反応など)
金属アレルギーは、Ⅳ型に分類されます。
Ⅳ型は、皮膚反応が起こるのが24~72時間後ととてもゆっくりです。
反応があらわれるまでに時間がかかるため、アレルゲンが特定されにくい場合もあります。
銀歯などの歯科治療に使用している金属がアレルゲンとして特定されにくいのも、アレルギー反応が起こるまでに時間がかかることが原因の一つです。
参照:J-STAGE|日本補綴歯科学会誌|歯科金属アレルギーの現状と展望 補綴主導の歯科金属アレルギー診療ガイドライン策定 p329 表2>
金属アレルギーの症状
金属アレルギーを発症すると、以下のような症状があらわれます。
・お口の中の痛みやかゆみ
・口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)の発生
・全身の湿疹
・手のひらの水疱、かゆみ、紅斑 など
口腔扁平苔癬はお口の中の粘膜にあらわれる慢性疾患で、粘膜の炎症や、白いレースのような病変がみられるのが特徴です。
そのほかにも、口内炎や発赤、舌の痛みや味覚障害などの症状があらわれます。
歯科治療に使われている金属が原因であっても、アレルギーの症状がお口の中にあらわれず、長年原因がわからないままだった、という方もいらっしゃるのです。
もしも長年、手のひらや足の裏、皮膚のかゆみや湿疹などで悩んでいる場合は、アレルギー検査を受けてみるのもよいでしょう。
詰め物や被せ物などを金属を使用しないメタルフリー素材にすることで、55~70%程度の患者さんに症状の改善がみられたとの報告があります。
参照:J-STAGE|日本補綴歯科学会誌|歯科金属アレルギーの現状と展望 補綴主導の歯科金属アレルギー診療ガイドライン策定 p331 Ⅵ.現在までに進められている臨床研究について>
また、以下のような症状は、アレルギーとの関連が指摘されています。
・歯肉炎
・口内炎
・舌炎
・口唇炎
・インプラント周囲炎
・口角炎
これらの症状がなかなか治らない、治っても長年にわたり症状を繰り返しているといった場合には、金属アレルギーを疑うことで、改善への道が開けるかもしれません。
金属アレルギーを引き起こしやすい金属

歯科治療において使用される、アレルゲンになりやすい金属は以下のようなものです。
・ニッケル
・コバルト
・クロム
・金 など
参照:厚生労働省|本邦における金属アレルギー診療の現状と課題 p5>
保険診療の詰め物や被せ物の代表としてよく使用される銀歯は、正しくは「金銀パラジウム合金」という、複数の金属の化合物でできています。
これは、金、銀、パラジウムのほかに、銅などの金属も使用されています。
アレルゲンとなる物質が複数含まれていることから、金属アレルギーをお持ちの方は注意が必要です。
インプラントで使用するチタンとは?

インプラントをはじめとするチタンには、以下のような特徴があります。
・耐食性が高い
耐食性とは、さびにくさを示します。
お口の中は、唾液によって湿っていたり、熱いもの・冷たいものを食べることによって温度差が生じやすかったりと、過酷な環境です。
しかし、チタンはこれらの変化に耐えてさびにくく、長期間にわたって使用することができます。
・生体親和性が高い
チタンは、体内に挿入しても異物だと認識されにくく、骨によく結合します。
インプラントにおいては、インプラント体を埋入したあとに顎の骨と結合しやすいため、高い安定性を得ることができるのです。
このような性質から、チタンはインプラントだけでなく、整形外科では人工関節や脊椎を固定する装置などにも使用されています。
金属アレルギーかどうか調べるには?

金属アレルギーの有無を調べたい場合はどうすればよいのでしょうか。
金属アレルギーの検査は、おもに皮膚科でパッチテストを受けることが可能です。
検査では、背中や腕などにアレルゲンを含む薬剤を貼り付けて、反応を確認します。
金属アレルギーは遅延型アレルギーで、すぐに結果がわかりません。
48時間後~1週間後に薬剤をはがして、皮膚に反応があらわれているかどうかを確認します。
参照:厚生労働省|本邦における金属アレルギー診療の現状と課題>
パッチテストを受ける際は、汗をかきやすい夏場は避けましょう。
また、激しい運動や入浴など、汗をかくことで正しい判定が得られにくくなってしまうため、テストを受けている間はこれらの行為は控えるよう注意します。
アレルギーが心配な場合の対処

インプラント治療を受けたいけれど、「金属アレルギーが心配だ」という方は、事前に以下のような対策を取ることが可能です。
アレルギー検査を受けましょう
「もしかしたらアレルギーがあるかもしれない」「腕時計をつけたときなどにかゆみが出たことがあった」など、アレルギー症状が気になる場合は、治療前に検査を受けましょう。
検査の結果は、歯科の治療だけでなく、日常生活でも役立てることができます。
ご自身がどのような金属に対してアレルギーを持っているのかを知ることができれば、日々の暮らしで注意すべき対象が見えてくるからです。
アレルギーがある場合は事前に歯科医師に伝えましょう
アレルギーが心配な場合だけでなく、すでにアレルギーがあることがわかっている場合も、治療前に歯科医師に伝えましょう。
歯科医療の現場では、さまざまな素材が開発されており、金属アレルギーに対する研究も日々進んでいます。
当院でもさまざまな素材を扱っていますので、お気軽にご相談ください。
安全性に配慮したインプラント治療をご提供します

錦糸町駅から徒歩10分の【錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック】では、安全性に配慮しながら快適に噛めるインプラントをご提供しています。
治療前に歯科用CTを用いてしっかりと画像診断を行い、手術の際にはインプラント体の挿入位置や角度を的確に誘導する「ガイド」を用いて、シミュレーション通りの治療を行います。
インプラント治療が気になる方や、安全性の高いインプラント治療をご希望の方は、当院にご相談ください。
アレルギーや治療に関する不安がある場合も、しっかりとご相談した上で治療に取り組んでまいります。
当院は、マルエツ錦糸町店の2階で診療しており、お買い物のついでにご利用いただける、便利な歯科医院です。
ご利用の際には、24時間受付可能なWEB予約・LINE予約をご利用ください。
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