コラム|錦糸町駅北口の歯科・歯医者
【錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック】

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【錦糸町の歯医者】天然の歯を守る効果も!インプラントのメリットとデメリット

こんにちは。
錦糸町駅北口付近で歯科・歯医者をお探しの皆さん、【錦糸町マルエツMINIデンタルクリニック】です。

 

「抜歯が決まって、長く使える義歯を探している」
「残っている歯にできるだけ負担をかけない義歯が欲しい」
そのように考えている方は、インプラントを検討してはいかがでしょうか。

 

インプラントは、歯を失った部分の歯ぐきに人工歯根を埋め込むことで、高い安定性を維持するだけでなく見た目も美しい義歯として、年々使用者が増えている義歯です。
耐久性にも優れていて、定期的にメンテナンスを行うことで、10年、20年と長期間にわたり使用することが可能です。


参照:J-STAGE|日本口腔インプラント誌|20年以上経過したインプラント患者のアンケート調査 p50-171>

 

インプラントは、残っている歯にやさしい義歯としても知られています。
今回は、インプラントがなぜ歯にやさしい義歯とされているのかを探っていきましょう。
加えて、インプラントのメリット・デメリットをご紹介しますので、義歯選びに悩まれている方はぜひ参考にしてください。

 

前川 崇嗣(まえかわ たかし) 院長
前川 崇嗣 院長

前川 崇嗣 院長




医院名:錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック
所在地: 〒130-0012
東京都墨田区太平1丁目14−1
マルエツ錦糸町店店舗内 2階

 

 

残っている歯に負担をかけないインプラントはお口の健康に役立つ義歯!

インプラントが残っている歯に負担をかけないといわれている理由は、ほかの歯の力を借りず、独立した義歯であることです。

インプラントは、三つの構造で成り立っている義歯です。
一番上はセラミックなどでできた人工歯で、真ん中には人工歯と人工歯根を連結するアバットメントがあり、一番下の部分は土台となる「インプラント体」と呼ばれる人工の歯根部分となります。
インプラントは、インプラント体を歯ぐきに直接埋入することでしっかりと安定させることができます。
隣接する歯に頼らず独立して使用することで、天然の歯と同様に噛むときの力(咬合力)を受けとめることができるのが、インプラントの特徴です。

 

歯を失ってそのままにしていると、失った歯が受けていた咬合力を、残っている健康な歯が受け止めることになります。
咬合力は奥側の歯ほど大きくなり、たとえば下顎の前歯では1本あたりおよそ20kgですが、臼歯では70kg以上もあるのです。
隣接する歯は、失った歯が受けていた咬合力を分散して受け止めなければなりません。
その結果、隣接する歯を支えている歯槽骨や歯ぐきに負担がかかり、残っている歯の寿命を縮めてしまう原因になってしまいます。
インプラント治療をすることで、それぞれの歯が担っていた咬合力の負担の割合を変えることなく、しっかりと噛むことができるのです。


参照:J-STAGE|顎機能誌|咬みしめ時の歯列における咬合力分布 p115 >

 

また、歯が抜けたまま放置していると、抜けた部分に向かってかみ合わせの対になる歯が伸びてきたり、両隣の歯が倒れてきたりして、かみ合わせの悪化につながります。
インプラント治療は歯が倒れてくるのを防ぎ、かみ合わせを維持することにもつながるのです。

 

 

インプラントのメリット

残っている歯にやさしい義歯であるインプラントには、そのほかのメリットもあります。
残っている歯を守ること以外のインプラントのおもなメリットは、

・よく噛めること
・歯ぐきがやせるのを防ぐこと
・審美性が高いこと

の三つです。
それぞれ詳しくみていきましょう。

 

1.よく噛める

インプラントが入れ歯やブリッジと異なる点は、高い安定性が得られる点です。
インプラントの安定性は、顎の骨に、歯根のかわりとなるインプラント体を埋め込むことで得られます。
食べものを噛むときにグラグラしたり、装置が外れたりする心配がいりません。

 

2.歯ぐきがやせるのを防ぐ

歯ぐきや顎の骨は、噛むときの刺激が十分に与えられないと、使わない筋肉が少しずつ衰えていくのと同様に、ゆっくりとやせていきます。
歯ぐきや顎の骨がやせてしまうと、ほかの健康な歯まで支えられなくなるばかりか、口元の見た目にも影響してしまいます。
インプラントは、噛むたびに刺激が顎の骨に伝わることで、歯ぐきや顎の骨がやせるのを防ぐことにつながるのです。

 

3.審美性が高い

インプラントに使用する人工歯は、セラミックを中心とした素材です。
セラミックの見た目はご自身の歯にそっくりで、色味を調節することもできます。
表面がツルツルしているため光沢感があるだけでなく、汚れがつきにくいのも特徴です。
毎日の歯磨きと定期的なメンテナンスで、いつまでもきれいな見た目を維持することができます。

 

 

天然の歯を残せることは全身の健康につながる!

歯が抜けてしまった場合には、なるべく早く義歯で補うことが大切です。
そして、ご自身の歯をいつまでも維持できるように努力することは、もっと大切であるといえます。

 

お口は、私たちが栄養を取り込む一番最初の器官です。
ご自身の歯で食べものを細かく噛み砕くことで、栄養を効率よく取り込むことができます。
そのほかにも、噛むことによる効果は以下のようなものがあります。

・満腹中枢を刺激することによる肥満防止効果
・胃腸の負担の軽減
・唾液の分泌促進によるむし歯・歯周病の予防
・脳の活性化
・味覚の発達
・たるみを防ぐ
・運動機能の維持

歯を失った場合に義歯で補うことはできますが、それまでご自身の歯が担っていた機能を100%維持できるかといえば、難しいのが事実です。
お口全体の機能を維持するには、ご自身の歯を維持することが一番です。
できる限りご自身の歯を維持して、やむを得ず抜歯する場合には、なるべく早くその部分を補いましょう。

 

 

インプラントのデメリット

インプラントは見た目がよいだけでなく、お口の健康維持にも役立ちますが、もちろんデメリットもあります。
インプラントのおもなデメリットは、以下のとおりです。

・外科手術が必要であること
・自由診療であること
・長く継続して使用するには定期的なメンテナンスが欠かせないこと

 

外科手術が必要

インプラントの噛み心地の快適さは、入れ歯やブリッジのように上から被せるだけでは得ることができません。
一般的なインプラントの治療では、まず歯ぐきを切開して人工歯根を埋入します。
数ヶ月おいて安定したのを確認したあと、再び歯ぐきを開いて連結部品であるアバットメントを装着します。
合計二回の外科手術が必要です。
治療をする際には綿密な検査を実施して安全性の高い治療を行いますが、それでも入れ歯やブリッジと比較すると、インプラント治療の方が身体への負担は大きくなります。

 

自由診療

入れ歯やブリッジは、保険診療で製作できるものがあります。
しかし、インプラントは保険診療の対象外となるため、治療費が高額になりがちです。
ただし、インプラントは医療費控除の対象になりますので、治療を受けた方は確定申告で忘れずに申告しましょう。

会社員の方は、医療費控除の申請は年末調整の対象外となっているため、注意が必要です。
治療の際にもらう領収証と、通院にかかった交通費の領収証は申請に使用します。
大切に保管しておきましょう。

 

維持するにはメンテナンスが必須

10年、20年とインプラントを維持するには、毎日のセルフケアに加えて、定期的なメンテナンスが必要です。
インプラント自体が劣化することは少ないのですが、インプラント体を支える歯ぐきがインプラント周囲炎という歯周病になってしまうと、インプラントを維持することが難しくなってしまいます。
インプラント周囲炎によって歯ぐきや顎の骨が溶けてしまうことで、安定性が失われてしまうのです。
定期的に検診を受けて、歯ぐきのチェックを受けましょう。

 

 

インプラント治療が難しい場合もあります

インプラントは、顎の骨がインプラント体を支えることで、安定してよく噛むことができます。
そのため、顎の骨が薄い方や少ない方は治療が難しい場合があります。
また、以下のような方も治療を希望される場合には注意が必要です。

・糖尿病、高血圧などの全身疾患がある方
・妊娠中の方
・未成年の方

 

また、むし歯や歯周病がある方は、先に治療を行ってからインプラントの治療にとりかかります。

インプラントは錦糸町マルエツMINIデンタルクリニックにご相談ください

 

錦糸町マルエツMINIデンタルクリニック】では、歯科用CTによって精密な検査を実施して、安全性の高いインプラント治療を行っています。
顎の骨の厚みや量、インプラント体を埋入する位置までしっかりを確認して、治療に取り組みます。
「自分の歯のようにしっかり噛みたい」「インプラント治療で見た目も維持したい」という方は、当院にご相談ください。

 

当院は、「錦糸町駅北口」から徒歩10分の位置にあり、都バス「太平一丁目停留所」からは徒歩2分と、通院しやすい場所にあります。
マルエツ錦糸町店の2階で診療しておりますので、お買い物と合わせて歯科診療を受けることができて便利です。
インプラントをはじめとするお口のお悩み事は、お気軽にご相談ください。


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